娘の通う予備校には2浪以上の子も結構います。
中には4浪の子もいるそうですが、医学部受験において2浪・3浪は珍しくないのかもしれません。
何年挑戦するかは、本人の希望や親御さんの考え方、家庭のお財布事情にもよりますよね。
実際に我が子が浪人してみて思ったことは「受験は残酷だ」ということ。
特に難関大学や医学部受験の場合、何浪しても受かる保証なんてないし、浪人の末に第一志望には届かなくて別の学校(学部)に進学する場合に「この学校(学部)なら浪人しなくても行けたのに...」と思う事だってたくさんあると思います。
そんな時「あと1年...」と思う気持ちって、なんかわかるなぁ...と思ったりして。
知り合いの子で3浪の末、医学部受験を諦めたけれど他にやりたいことがない....ということでフリーターをしている子がいます。
その選択をしたお子さんや親御さんの気持ちを考えると、本当に受験は残酷だよなぁ...と思います。
とはいえ全てが希望通りになることなんて少ないし、努力だって報われないことも多いからね。人生は過酷です、ほんとに。
では、我が家はどうするか。
娘が現役の時から、親子共に1浪までと決めています。
何度も娘と話し合った結果、浪人を重ねても受かるという保証があるわけではないし区切りも大切、ということになったからです。
「だから悔いの無いように、この1年は死ぬ気で頑張る」と言い、娘は予備校に入りました。
それでもね、もしすべての受験が終わった時に娘から「あと1年挑戦したい...」と言われたら私はそれを受け入れると思います。
でも、今現在は娘の「1浪まで」という気持ちは変わっていないようです。
それは、医学部がもちろん第一志望だけれど、ダメだった場合に他に行きたいと思える学部があるからかもしれません。
私はこれを結構大切なことだと思っていて、娘が医師になりたいと言い始めたころから「目標に向かって努力するのはとても素敵で大切だけど、固執しすぎず視野を広く持って欲しい」と言ってきました。
みんなが希望通りに生きれたらいいけど、なかなかそうもいかないから...ね。
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