浪人生の母はじめました

まさかうちの子が!? 2023年春に娘の浪人が決まりました。遅咲きの桜は美しい。

あー・・・って言わないで


子供が高校3年生になると、会う人会う人に聞かれる「今年受験でしょ?どこ受けるの??」。

 

 

あー、めんどくせえ。

 

 

私だったらそんなに親しくもない人に、そんなこと聞けない。

 

でも、親しくない人ほど遠慮なく聞いてくるもんで、その度に「いやぁ~まだ決めてないんですよ~」と言っていました。

 

しかし、これが通用するのは高校3年生の秋くらいまで。

 

それ以降は、めんどくさいのでなるべく人に会わないようにしていました。

 

なので、うちの子が医学部を受験することは、家族以外では親しい友人2人ほどしか知りませんでした。

 

そしてその友人たちには、結果と浪人することを私から伝えました。(向こうから聞くのは聞きにくいと思ったので。)

 

2人とも「よく頑張った!あと1年頑張れるなんてすごいよ!」「この1年間は本人にとっても大切な1年になると思うから頑張れ!」と応援してくれました。

 

 

 

問題は「いやぁ~受験校はまだ決めてないんですよ~」なんて濁していた、そんなに親しくない人に会ってしまった時。

 

必ず聞かれる「受験どうだった?」

 

聞かれたら答えるしかないので「今、予備校の寮に入って浪人生しています。」と答えます。

 

そしたらば、こうやって言われることが多いのよね。

 

 

あー・・・

 

 

そして、この「あー・・・」の後にはいろんな言葉が続きます。

 

「なんか聞いちゃってごめん」

 

「大変だね」

 

「それはかわいそうに」

 

 

 

実はこれ、結構傷つきます。

 

 

 

この人たちには受験校(医学部受験)を伝えていないので、なんとなく「行くところなかったんだね」という感じが滲み出ているし、憐みのような雰囲気を出してくるものなんかちょっと傷つくというか。

 

いやいやいや、そんな雰囲気にならないで~!気を遣わせちゃってすみません~!でも、結構前向きな浪人ですよ~!と、こちらが気を使います。

 

でも、中には浪人してることを伝えると「それは難しい所狙ってたってことだよね~!実はうちもね....」なんて、自身やお子さんの浪人経験談を聞かせてくれたり、「浪人生活は本当に貴重な体験だよ!」と言ってくれたりしてとても励まされます。

 

 

娘が予備校に入って、浪人を選んだ子それぞれにストーリーがあることを知ります。

 

ずっと模試でA判定だったのにダメだった子

 

あと1点足りなかった子

 

共通テストで取れなくて、そもそも第1希望の学校を受けられなかった子

 

 

みな挫折を経験した後に「あと1年!」と気持ちを奮い立たせて浪人を選びます。

 

その姿は敗北者ではなく、挑戦者。

 

全然かわいそうなんかじゃないんだよ。

 

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