共通テストとは
各大学が独立行政法人「大学入試センター」と共同で実施する試験です。
センター試験の後継にあたる試験で、2021年度入試から実施され今年が3回目でした。
毎年1月中旬の土・日曜の2日間に全国で一斉に実施される、日本最大規模の試験です。
共通テストの解答方法は「マーク式」のみですが、思考力・判断力・表現力等を一層重視した評価ができるよう、作問や出題形式の工夫が見られます。
...が、1度全ての人に目を通して欲しいなんて思います。
私は娘が持ち帰った問題を見ましたが、とにかく問題文が長く、読むだけでも疲れてしまうし、国語力がないと問題を読むだけでも大変だな...と思いました。
2022年(昨年)の共通テスト
2022年の共通テストは数学が大荒れでした。
数学Ⅰ・Aの平均点は37.96点
数学Ⅱ・Bの平均点は43.06点
それに加えて、生物の平均点も48.8点と低かったので、全体の平均点も低くなりました。
7科目文系型平均点:507点
7科目理系平均点:510点
なので、国立医学部の共通テストの合格最低点も例年に比べて低く、得点率60%台でも合格している大学(高知・琉球・島根など)があります。(とはいえ、こういう人は二次で高得点を取っています。)
2023年の共通テスト
さて、それでは本年度の共通テストは...?
理科②の選択科目が荒れに荒れました。
物理(平均:63.39点)
化学(平均:48.56点)
生物(平均:39.74点)
ということで「物理」と「生物」の間で過去最高となる23.65点の開きが起きました。
いやいやいや...これはさすがにヤバイやん!とTwitterでも軽い祭状態に。
その後得点調整が行われ、「化学」は最大+7点・「生物」は最大+12点の加算があり、
物理(平均:63.39点)
化学(平均:54.01点)
生物(平均:48.46点)
となりましたが...それでもさぁ、どう考えても物理選択生が有利よね。
そもそも医学部受験生って生物選択よりも物理選択の方が多いから、ここでこれだけの点差があると、かなり辛いと感じました。
そう、我が子は生物選択生だったのです。
生物は、模試で80点を切ったことがなかった娘ですが...得点調整で+12点され69点という結果でした。
娘の共通テストの点数
最期に、娘の共通テストの点数を発表します。
英語リーディング:74点/100点
英語リスニング:81点/100点
数学1A:57点/100点
数学2B:92点/100点
現代文:53点/100点
古文:25点/50点
漢文:43点/50点
化学:77点/100点
生物:72点/100点
地理B:61点/100点
合計:635点(70.0%)
生物が残念だった...のもありますが、数学1A・現代文・地理Bが悪すぎ。これが敗因です。
地理は得意科目で、校内テストで学年1位を何度かとったこともあるのに~(泣)
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